高見沢です。
夏休みも中盤です。遊びに宿題しっかりやってますかー?
リオオリンピックも白熱してますね。私も落ち着かない日々を過ごしていますが、良い機会なので高見沢安珠選手をもう
少し詳しく紹介させていただきます。どうか応援よろしくお願いします。
高見沢安珠 20歳 松山大学女子駅伝部3年 3000m障害日本代表 PB 9分44秒22
日本選手権動画 http://www.jaaf.or.jp/jch/100/sokuho/w_f_3000sc.html
リオオリンピック予選は日本時間13日22:05 NHKBSで予定されています。
決勝は15日 応援よろしくお願いします。
高見沢安珠 主な成績
高校2年 インターハイ 800m(準決敗退) 2’10”34 三重県記録
大学1年 インカレ 3000m障害(2位)10’0”99 ジュニア(二十歳以下)日本新記録
全日本大学女子駅伝 6区 区間4位 チーム4位
大学2年 日本選手権 3000m障害 優勝 9’55”79 Jr記録更新、学生新記録
全日本大学女子駅伝 4区 区間5位 チーム3位
国別対抗デカネーション(フランス)3000m障害 4位 9’55”72
Jr記録更新、学生記録更新
大学3年 日本選手権 3000m障害 優勝 9’44”22 五輪参加標準記録9’45突破
五輪日本代表
安珠は三重県紀宝町出身です。世界遺産熊野古道に近い場所です。兄弟は兄、弟の三人兄弟です。私の姪っ子(姉の子)になります。
安珠の兄も近大付属高専時代サッカーで大活躍していました。地域がら海や山で駆けずり回っていたのが彼らの今のパフォーマンスに
つながっていることは間違いないようです。
そんな安珠も小学生時代はソフトテニスをしており陸上をしていたわけではありませんでしたが地域駅伝大会に出たことでその楽しさに芽生え、中学で陸上を始めました。中学2年で800mで東海大会には出ましたが予選通過にはならず、中3では反抗期も重なり陸上はほとんどしない状況でした。高校は三重県津商業高校で寮生活をしながら本格的に陸上を再開しました。高校2年インターハイで800mで2分10秒34で準決勝進出しましたが決勝に駒を進めることはできませんでした。3年次も怪我でこれといった成績は残せませんでしたがこのときの走りが現大西監督が覚えていてくれていたことがきっかけで松山大学に進学することになります。
松山大学は愛媛の地方大学ですが少数精鋭(十数名)で近年全国大学女子駅伝においても上位の常連校となっています。コーチの村井さんはアテネ、北京五輪日本代表の土佐礼子さんの旦那さんです。安珠もしばし土佐さんにアドバイスをいただいているようです。大学に入り3000m障害を始めその楽しさを感じ上記の成績につながって行きました。一見順調そうに見えますが20歳前後という若さもありトレーニング漬けの毎日に加え日々のウエイトコントロールや怪我をしない体調管理、そしてメンタル面の安定性などには非常に苦労しました(現在進行中)。いつ陸上をやめてもおかしくない状況は数え切れないほどありました。しかし多くの人に支えられ励まされ参加標準の壁を破りリオへの切符をつかみ取る事ができました。
ここまで来れた要因を私なりに考えると
幼少期に大自然の中で飛び回っていたこと
自然と走ることが大好きになったこと
その時々の恩師に恵まれ、成長に合わせた適切な指導を受けることが出来たこと
安珠自身が夢を持ちそれに向かって頑張れたこと
最後に多くの人に出会えたこと、人に優しいこと
改めてこのように強く感じています。
長くなりましたがオリンピックを通し、気持ちは熱くなっても子供たちに対する行動は自然体で優しい明神スタイルでお願いできればと思います。
引き続き応援よろしくお願いします。世界との差はまだかなりありますが、先ずは予選突破と日本新記録を目指しています。 ありがとうございました。